HUKLA、AIDECのショールーム見学

 

 

今回の見学会は事前にホームページを拝見していたこともあり、期待感いっぱいで伺いました。両社とも外苑前駅に近い場所にあり、HUKLAはベルコモンズの4階、AIDEC吉村順三設計の建物です。11:00にベルコモンズ前で集合して、まずはHUKLAから。

 

HUKLA

  HUKLAギャラリー

HUKLA青山ギャラリーでは、店内でも一番高価なソファーに座ってご案内いただきました。色々と説明して下さったのは、穏やかな笑顔が印象的な前田さんです。ショールームには様々なソファーが並び、それに花を添えるようなセンスの良いコーディネートが施されています。

HUKLAのこだわり?クッション材
 日本HUKLAはウレタンメーカーとの合弁会社であることから、クッション材に高いこだわりが見られます。デュラブルフォームというウレタン材は、橋梁の緩衝材に使われていたもので、型崩れはほとんどないという優れ物です。その座り心地はオーダーメイドの腰型を作ってくれるような感触があります。

しかし、高価なソファーが自分にとって座り心地の良いソファーとはならないようです。座り心地とは、あくまでも個人の好みであり、実際見学会に参加したメイトにとっても、気に入ったソファーは様々でした。HUKLAでは、希望に応じてクッション材を変更する事も可能で、好みに合ったものも選択できます。

 張り地はファブリックのカバーリングシステムが主流で、特に汚れのひどい部分のみの張替や、他のメーカーの張替も受け付けてくれるそうです。

 

 日本HUKLA株式会社
 青山ショールーム   担当 前田珠枝 さん
     tel         03-3475-8611
            e-mail   t_maeda@hukla.co.jp
            HP      http://www.hukla.co.jp

 

ランチタイム

お昼はル・パティシエTAKAGIで取りました。美しい盛り付けのお皿が運ばれてくると、一斉に感嘆の声が上がります。その間貴重なお話もたくさん伺う事が出来ました。これぞまさに座談会の最大のメリットでしょうか。

 

 

AIDEC

  AIDECでの説明

 次に訪れたAIDECのショールームは、天井が高く重厚な雰囲気があり、入口正面には斬新なデザインの新作ソファーが配置されていました。担当の水嶋さんと、今回は特別に大串取締役より革について多くの事を教えていただきました。大串取締役は、込み入った質問にも気さくに、ていねいにご説明くださいました。本当にお世話になりました。

 AIDECのこだわり?牛革

AIDECで扱うCORのソファーは 7割が革張り、しかも布で張る場合は日本からわざわざ布を送って製作するそうです。また、一頭の牛から取れる革の値段は総額のわずか20分の一にもかかわらず、革の品質管理は大変労力が要るようです。アニリンレザーに使える全く無傷の牛の数は1000頭に1頭か2頭のみだそうで、値段が高くなるのも当然です。しかし、この革は使っている間に少々の傷がついても目立たず、手あかのような汚れも、使い込んだ味として美しい光沢に変わるのです。CORで使われる牛はドイツ南部のジメンタール種を契約農場のみから仕入れています。また、自然環境への配慮からも、仕入先は工場から半径200キロ以内の牧場に限定されているそうです。生産過程で環境汚染などがないかどうかまでチェックして、選定されています。

 THONETの曲げ木椅子NO,214

 さて、THONETの有名なNO.214。森山さんは「貴婦人のような」と称されていましたが、まさに本物の持つ長い歴史と気品を感じました。最近の籐は環境の変化からか強度に欠けるそうで、以前はなかった網が籐の下に施されていました。最近、無印良品から発売されたNO.14THONET社と同じ工場で作られているそうです。違いは背当ての曲げ木を一部直線にし、座面は木製、座枠を分厚くすることで貫の部分をなくしコスト削減を行っているようです。

 

 株式会社AIDEC
 青山ショールーム  担当 水嶋芳明 さん
    tel        03-5772-6330
             e-mail  mizushima@aidec.jp
             HP        http://www.aidec.jp

 

  ショールーム見学を終えて

今回のショールームはいずれもドイツに由来するメーカーであるという共通点があり、どちらのショールームでも筋の通った、堅実な職人気質を感じる事が出来ました。各メーカーのこだわりも全く異なり、ソファーの座り心地と同様、どのメーカーがお客様にとって最良の選択になるかは、「全てお客様の好み次第」という基本を再認識できた気がします。

 メーカーとのより良い関係づくり

また、今回はショールーム見学のマナーや、どうしたらメーカーと良い関係が築けるかといったことについても学ぶ良い機会でした。ショールームの見学をする際は、他のお客様の邪魔にならないように、必要な場合は受付に一声かけて、ということもICとしての大切なマナーです。素晴らしい家具を作ってくださるメーカーがあるからこそ、ICも顧客に良い家具をご紹介できるという気持ちが、メーカーと良い関係を作っていく上でとても大切であるという事。また、人との温かいつながりが、良い仕事を生み出すという事も学ばせていただきました。

 

 今後は、より一層自分の選択肢を広げ、多くの価値ある商品の中から最適な物を提案できるようになりたいと思います。

 

メイト会員 小澤恵津子

 

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