Interior carp

2014年2月14日(水)『チョコよりちょイ*ラボ』を開催しました。
超高齢社会をインテリアのチカラで楽しく!おもしろく!
100歳住宅~超高齢社会の「暮らしやすさ」をインテリアから考える
~みんなちがう、多世帯住宅のカタチとキモチ~
広島市まちづくり市民交流プラザ研修室にて。
この施設は、世界遺産の原爆ドームをはじめ旧日本銀行広島支店、広島アンデルセンなど多くの被爆建物が残る学区にある袋町小学校の敷地内にある複合施設です。
まず、「超高齢社会でのIC(インテリアコーディネーター)の役割」について地元広島でインテリアコーディネーター養成講座を開講している株式会社住宅デザイン研究所代表取締役金堀健一氏に講演していただきました。
住まわれる方が高齢者だから寝室は1階へ、廊下やトイレには手摺を付ける、バリアフリーにするといった提案ばかりでは、まだまだ元気な高齢者にとって自ら体機能を衰えさせてしまい環境から老いを迫らせるように思える。それよりも、ほんとうに必要となった時に対応できるプランを提案したいと考えられそうです。例えば寝室にトイレ、リビング廊下にホームエレベーターを設置するスペースや配水配電を確保することなどです。
また、金堀氏はカープと広島との関わり方についても話されました。
戦後広島市内で市民による樽募金を募り再開に至ったプロ野球の広島カープは、日本で唯一の市民球団であり、カープへの夢と希望により街全体が一つになりコミュニティーがいくつもつくられていると言われました。そして、ちょいラボメンバーによるミニセミナーや広島県IC協会のメンバーにもお話をいただきました。終了後の懇親会も大変盛り上がりました。
広島には広島カープ、サンフレッチェ広島、広島ドラゴンフライズなどプロチームが多くありますがやはりカープと地域の親しみは桁違いだと思います。
私は年間10試合以上、マツダスタジアムへ足を運んでいますが、ここにはカープと地域が密着するための工夫が無限にあります。旧市民球場と比べると女性と若者が増えましたが一番増えたのは高齢者だそうです。旧市民球場のスタンドは急傾斜でしたがマツダスタジアムは緩やかな階段でとても歩きやすいです。3世代、4世代が一緒に来て楽しめる球場造りをしたそうです。コンコースは試合を観戦しながら球場を一周できる通路ですがそこへ並ぶ売店や子供の遊び場へ立ち寄れます。またここから座席へ入ると、ゆったりと足を下ろして座椅子に座って観戦できる桟敷席が一部設置されたり、車いすスペースもあります。また寝そべリアでは、家族が寝そべって団らんしながら観戦できます。
そしてカープグッズも無限で、カーテン、たたみ、シーリングライト、チェスト、ドアクローザーなどカープインテリアがとても面白いです。市内を走る路面電車やタクシーもカープデザイン。球場へ行く人ばかりではなく試合のない日でも家でも学校職場でもカープ愛は燃えています。
広島市の小学校では「カープ授業」があり教科書にもカープの歴史、広島県民との絆など学習しています。
カープと高齢者、カープと地域、カープとインテリア、すべて濃い絆で結ばれていると感じました。
広島は日本の特別の地。戦後の復興、そしてこの豊かさがあればこそのインテリアであり、街全体と共にコミュニティーの形成とインテリアも深い関係があります。この地で開催できたことはこれからの超高齢社会を考える上でもあらためて深い意義を感じました。
(2017年度公益社団法人インテリア産業協会研究助成事業)

 


講師の金堀先生。
自称広島で一番ICのことを知っていて応援してくださっている男だそうです。
お父様の代から広島のICを盛り上げ、応援してくださってます。

 


参加された方と記念にパチリ

 

ちょいラボメンバーによるミニセミナー

 


ちょいラボメンバー 左から 広島・田部、長崎・田崎、愛知・松本、新潟・白石、宮城・関口、静岡・正木

 

【投稿者】田部亜紀 AKI TANABE
有限会社アートソーイングたなべ 取締役専務

広島県広島市在住インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー1級、福祉住環境コーディネーター2級、DIYリフォームアドバイザー、グリーンデザインアドバイザーオーダーカーテンの縫製を手掛けること23年。カーテンメーカー、ハウスメーカー、地元工務店、エンドユーザー様より窓装飾全般のご注文をいただいています。提案から仕立て取付まで携わらせていただきます。ものづくりが好きです。

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